[お絵描きルネッサンスの時代~レオナルドダヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロ]
独自のキャラが簡単にデジタルで作れる時代になりました。自撮り写真が瞬時にイラスト似顔絵に変換される無料アプリがいろいろあって、それぞれ大変優れものなので驚かされます→BeautyPlus, Meituなど。
可愛いマスコットキャラを作るアプリもあります。顔の部品、髪型、洋服など沢山の選択肢があるので、キャラを自分で創作している雰囲気が楽しめそうです→Unnie Doll,ちゃんりおフレンズ(ちゃん友)など。
カメラ自体が装備しているピクチャーエフェクトや現像ソフトーーPhotoshop, Luminar4などでもいろいろなことができるのですが、イラスト化やキャラメイキングでは、アプリの方が一歩先を行っている気がします。
自分だけのイラストをイラストレーターさんに描いてもらうことも、数多くの絵師さんが登録しているサイトを使えば、簡単に依頼ができるようになりました→Skeb, CrowdWorksなど。
ーーーーこれはアプリではないですが、ヒューマンアプリというか、ユーザーのイラスト利用の利便性が高まっている点では似たところがあります。
自分でデジタルお絵描きできるソフトもPhoto shopやClip Studioのような複雑な機能のものでなくて、簡便なProcreateのようなものも性能が上がってきており、より直感的な操作ができるようになってきています。お絵描きタブレットもワコムだけでなく、iPadに勢いがあり、機材が簡単に揃えられるようになりました。
ちなみに亜空間ファンタジーで使用している機材は、iPad Proとコンデジ二台だけです。あとはPCとiPhone。描画ソフトはProcreateとClip Studioで高価なPhotoshopは使っておりません。この程度の機材であれば手が届きやすく、もっと高度なシステムで装備されているお絵描きさんも多いと思います。(^◇^;)
ルネッサンスの巨匠達、レオナルドダヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロらが今の世に生きていたらどうだったでしょう。傑出したアナログの技術だけで、現代でも超一流の絵師として活躍したことでしょう。でも、最新の技術についてもいち早く取り入れたのではないでしょうか。
科学者でもあり、常に先進的なものに目をつけていたレオナルドダヴィンチなどは自らアプリの開発に参加したかも知れませんね。きっとラファエロはiPadでラフ絵を描いていたのではないでしょうか。アニメ塗りとかやったかもですね( ´艸`)。ミケランジェロは3D画像ソフトMAYAやShadeに夢中になり、彫刻に一番大きな3Dプリンターを活用したことでしょう。彼らの作品もPixivやDeviantArtなどの投稿サイトに皆さんの作品と一緒に出展されたかも知れませんね。
iPhoneのカメラ機能とインスタグラムが写真を万人のものにし、一眼レフやコンデジが著しく衰えるほどの変革が起きました。今や一億総写真家ですね。更に、その変革は写真からイラストに展開しているように思います。デジタルイラストのテクノロジーの進歩で、画家やプロのイラストレーターと普通のお絵描きさんの距離は随分近くなったといって間違いないでしょう。そしてお絵かきさん達はルネッサンスの巨匠達がびっくり仰天するようなデジタルスキルやアプリを何の気なしに駆使できるのです。歴史的名作絵画をデジタルで模写してみると、もちろん限界はありますが、けっこういけるじゃないか、と実感できる部分もあるでしょう。
イラストが限られた人のものであった時代は終わり、その日常化が起こっています。雲の上のものだった芸術やアートが身近に降りてきてくれたのです。そういう意味で、現代は芸術やアートがお絵描きさんのものになる、いわばお絵描きルネッサンスの時代に突入してきたのかも知れません。(^^)
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